Current File : //usr/share/man/ja_JP.UTF-8/man1/arch.1
'\" te
.\" Copyright (c) 2002, Sun Microsystems, Inc.
.TH arch 1 "2002 年 10 月 21 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
arch \- 現在のホストのアーキテクチャーの表示
.SH 形式
.LP
.nf
\fBarch\fR [\fB-k\fR | \fIarchname\fR]
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBarch\fR ユーティリティーは、現在のホストシステムのアプリケーションアーキテクチャーを表示します。このコマンドは、従来オプションなしで使用されてきたため、SunOS 5.\fIx\fR SPARC ベースのシステムはすべて、アプリケーションアーキテクチャーとして sun4 を返します。このコマンドは使用しないようにしてください。(「注意事項」のセクションを参照)
.sp
.LP
システムは、どの実行可能プログラムがどのマシンで実行されるかを定義する\fBアーキテクチャー\fRによって大まかに分類できます。\fBカーネル\fRアーキテクチャーと\fBアプリケーション\fRアーキテクチャー (通常は単に「アーキテクチャー」) は、区別することができます。ベースとなるハードウェアが異なるために稼動するカーネルが異なるマシンでも、同じアプリケーションプログラムを実行できる場合があります。
.SH オプション
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-k\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
\fBsun4u\fR などのカーネルアーキテクチャーを表示します。このオプションは、マシンで稼動する特定の SunOS カーネルを定義し、カーネルに明示的に依存するプログラム (たとえば \fBps\fR(1)) に対してのみ意味を持ちます。
.RE

.SH オペランド
.sp
.LP
次のオペランドを指定できます。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fIarchname\fR\fR
.ad
.RS 12n
.rt  
\fIarchname\fR を使用すると、このアプリケーションアーキテクチャー用のアプリケーションバイナリを現在のホストシステムで実行できるかどうかを判断できます。\fIarchname\fR は、\fBsun4\fR、\fBi86pc\fR などの有効なアプリケーションアーキテクチャーでなければなりません。
.sp
\fIarchname\fR 用の\fBアプリケーション\fRバイナリを現在のホストシステムで実行できる場合は、\fBTRUE\fR (\fB0\fR) が返されます。そうでない場合は、\fBFALSE\fR (\fB1\fR) が返されます。
.RE

.SH 終了ステータス
.sp
.LP
次の終了ステータスが返されます。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB0\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
正常終了。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB>\fB0\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
エラーが発生した。
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
使用条件system/core-os
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBmach\fR(1), \fBps\fR(1), \fBuname\fR(1), \fBattributes\fR(5)
.SH 注意事項
.sp
.LP
このコマンドは以前のリリースとの互換性のために提供されており、使用しないようにしてください。代わりに、\fBuname\fR コマンドを使用してください。使用法については、\fBuname\fR(1) を参照してください。