Current File : //usr/share/man/ja_JP.UTF-8/man1/refer.1
'\" te
.\" Copyright (c) 1992, Sun Microsystems, Inc.
.TH refer 1 "1992 年 9 月 14 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
refer \- 参考文献データベースの拡張および参照の挿入
.SH 形式
.LP
.nf
\fBrefer\fR [\fB-ben\fR] [\fB-a\fR\fIr\fR] [\fB-c\fR\fIstring\fR] [\fB-k\fR\fIx\fR] [\fB-l\fR\fIm,n\fR] [\fB-p\fR \fIfilename\fR] 
     [\fB-s\fR\fIkeys\fR] \fIfilename\fR...
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBrefer\fR は、参照を検出して書式設定する \fBnroff\fR(1) または \fBtroff\fR(1) のプリプロセッサです。入力ファイル (デフォルトでは標準入力) は標準出力にコピーされますが、`\fB\&. [\fR' と `\fB\&. ]\fR' コマンド行の間にある行については例外です。これらの行は、\fBlookbib\fR(1) に関するキーワードが含まれていると想定され、参考文献データベースからの情報で置換されます。ユーザーは検索を回避したり、フィールドをオーバーライドしたり、新しいフィールドを追加したりできます。あらゆるソースからの参照データは、\fBtroff\fR 文字列のセットに割り当てられます。\fBms\fR(5) などのマクロパッケージは、これらの文字列から完成した参照テキストを出力します。フラグはテキスト内の参照ポイントに配置されます。デフォルトでは、参照は番号で示されます。
.sp
.LP
\fBrefer\fR が \fBeqn\fR(1)、\fBneqn\fR、または \fBtbl\fR(1) と一緒に使用される場合、パイプ経由で渡されるデータ量を最小限に抑えるために、シーケンス内で \fBrefer\fR を最初に使用する必要があります。
.SH オプション
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-b\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
ベアモード - テキスト (番号またはラベル) のフラグを含めないようにします。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-e\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
次の形式のシーケンスが現れるまで、参照が発生したときに参照を放置せずに累積させます。 
.sp
.in +2
.nf
\&.[
$LIST$
\&.]
.fi
.in -2
.sp

その後、これまでに収集されたすべての参照を書き出します。同じソースへの参照を縮小します。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-n\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
デフォルトファイルを検索しません。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-a\fR\fIr\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
最初の \fIr\fR 個の著者名を逆順にします (J. A. Jones を Jones, J. A. にします)。\fIr\fR が省略された場合、すべての著者名が逆順になります。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-c\fR\fIstring\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
キー文字が \fIstring\fR であるフィールドを大文字にします (SMALL CAPS を使用)。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-k\fR\fIx\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
番号参照の代わりに、文字 \fI%x\fR で始まる参照データ行に指定されるラベルを使用します。デフォルトでは、\fIx\fR は \fBL\fR です。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-l\fR\fIm,n\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
番号参照の代わりに、上席著者の姓と出版年によるラベルを使用します。姓の先頭 \fIm\fR 文字と日付の最後の \fIn\fR 桁が使用されます。\fIm\fR または \fIn\fR のいずれかが省略された場合、名前全体または日付全体がそれぞれ使用されます。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-p\fR \fIfilename\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
検索される参照のファイルとして次の引数を取得します。デフォルトのファイルが最後に検索されます。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-s\fR\fIkeys\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
キー文字が \fIkeys\fR 文字列で指定されるフィールドで参照をソートし、テキストの参照番号を適宜並べ替えます。このオプションを使用すると、\fB-e\fR オプションも暗黙的に指定されます。\fIkeys\fR のキー文字の後には、そのようなフィールドが何回使用されるかを示す数値が続き、\fB+\fR 記号は非常に大きい数値を示します。デフォルトは \fB\fR\fBAD\fR\fBで、\fR上席著者および日付でソートします。たとえば、すべての著者でソートしてから日付でソートするには、オプション \fB-sA+T\fR を使用します。
.RE

.SH ファイル
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB/usr/lib/refer\fR\fR
.ad
.RS 25n
.rt  
プログラムのディレクトリ
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB/usr/lib/refer/papers\fR\fR
.ad
.RS 25n
.rt  
デフォルトの出版物リストおよび索引のディレクトリ
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
使用条件text/doctools
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBaddbib\fR(1), \fBeqn\fR(1), \fBindxbib\fR(1), \fBlookbib\fR(1), \fBnroff\fR(1), \fBroffbib\fR(1), \fBsortbib\fR(1), \fBtbl\fR(1), \fBtroff\fR(1), \fBattributes\fR(5)