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'\" te
.\" Copyright 1989 AT&T
.\" Copyright (c) 1996, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
.TH regcmp 1 "2011 年 6 月 8 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
regcmp \- 正規表現のコンパイル
.SH 形式
.LP
.nf
\fBregcmp\fR [\fB-\fR] \fIfilename\fR...
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBregcmp\fR コマンドは、 \fBregcmp\fR 関数と同様の機能を果たします。これにより C  プログラムでの \fBregcmp\fR 関数の呼び出しがほとんど必要なくなります。\fBregcmp\fR 関数をバイパスすることで、実行時間とプログラムサイズの両方を節約できます。\fBregcmp\fR コマンドは、 \fIfilename\fR 内の正規表現をコンパイルし、その結果を \fIfilename\fR\fB\&.i\fR に出力します。
.SH オプション
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB\(mi\fR\fR
.ad
.RS 8n
.rt  
\fB-\fR オプションが使用されている場合、その結果は \fIfilename\fR\fB\&.c\fR に出力されます。\fIfilename\fR 内のエントリの形式は、名前 (C 変数)、その後ろに 1 つ以上の空白文字をあけて、二重引用符に囲まれた 1 つ以上の正規表現が続きます。\fBregcmp\fR の出力は、 C  ソースコードです。コンパイルされた正規表現は、\fBextern char\fR ベクトルとして表されます。したがって、 \fIfilename\fR\fB\&.i\fR ファイルが C  プログラムに \fB#include\fR されることも、あるいは \fIfilename\fR\fB\&.c\fR ファイルがコンパイルされ、その後ロードされることもあります。\fBregcmp\fR 出力を使用する C  プログラムでは、 \fBregex(abc,line)\fR は \fBabc\fR という名の正規表現を \fBline\fR に適用します。診断は、自明です。
.RE

.SH 使用例
.LP
\fB例 1 \fR\fBregcmp\fR command コマンドの使用例
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fBname\fR
.ad
.RS 9n
.rt  
\fB"([A\(miZa\(miz][A\(miZa\(miz0\(mi9_]*)$0"\fR
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fBtelno\fR
.ad
.RS 9n
.rt  
\fB"\|\e({0,1}([2\(mi9][01][1\(mi9])$0\e){0,1} *"\fR
.sp
\fB"([2\(mi9][0\(mi9]{2})$1[ \(mi]{0,1}"\fR
.sp
\fB"([0\(mi9]{4})$2"\fR
.RE

.sp
.LP
上記の \fBtelno\fR に対する 3 つの引数はすべて、1 行に入力しなければなりません。

.sp
.LP
\fBregcmp\fR 出力を使用する C プログラムでは、

.sp
.in +2
.nf
     regex(telno, line, area, exch, rest)
.fi
.in -2
.sp

.sp
.LP
は \fBtelno\fR という名の正規表現を \fBline\fR に適用します。

.SH 環境
.sp
.LP
\fBLC_*\fR 環境変数の使用法の一般的な説明は \fBenviron\fR(5) を参照してください。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fBLC_CTYPE\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
\fBregcmp\fR が文字を処理する方法を決定します。\fBLC_CTYPE\fR に有効な値が設定されていると、 \fBregcmp\fR は、そのロケールに合った文字を含むテキストやファイル名を表示および処理できます。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fBLC_MESSAGES\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
診断メッセージや情報メッセージの表示方法を決定します。また、メッセージの言語とスタイル、肯定・否定の応答形式も決定します。\fB"C"\fR ロケールでは、メッセージはプログラム自身が使用しているデフォルトの形 (通常、米語) で表示されます。
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
使用条件developer/base-developer-utilities
CSI有効
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBregcmp\fR(3C), \fBattributes\fR(5), \fBenviron\fR(5)