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'\" te
.\" Copyright (c) 2000, 2011, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.
.TH rup 1 "2011 年 4 月 6 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
rup \- リモートマシンのホストステータスの表示 (RPC バージョン)
.SH 形式
.LP
.nf
\fBrup\fR [\fB-hlt\fR]
.fi

.LP
.nf
\fBrup\fR [\fIhost\fR]...
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBrup\fR は、リモートマシンに対して \fBuptime\fR と同様のステータスを指定します。これは、ローカルネットワーク上でブロードキャストを実行し、受信した応答を表示します。
.sp
.LP
通常、リストは応答を受信した順序になりますが、後述するオプションのいずれかを使って順序を変更できます。
.sp
.LP
\fIhost\fR 引数が指定されている場合、\fBrup\fR は、ブロードキャストするのではなく、指定されたホストのリストを照会するだけです。
.sp
.LP
リモートホストは、\fBrstatd\fR デーモンを実行している場合にのみ応答しますが、このデーモンは通常 \fBinetd\fR(1M) から起動されます。
.sp
.LP
LDAP や NIS などのネームサービスがない場合、\fBrup\fR はホスト名を数値の IP アドレスとして表示します。
.SH オプション
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-h\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
表示をホスト名でアルファベット順にソートします。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-l\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
表示を平均負荷率でソートします。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-t\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
表示を稼働時間でソートします。
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) cw(2.75i) 
lw(2.75i) lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
使用条件service/network/network-clients
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBruptime\fR(1)、\fBinetd\fR(1M)、\fBattributes\fR(5)
.sp
.LP
\fI『Installing Oracle Solaris 11.3 Systems 』\fR
.SH 使用上の留意点
.sp
.LP
ブロードキャストは、ゲートウェイ経由では機能しません。