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'\" te
.\" Copyright (c) 2003, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
.\" Copyright 1989 AT&T
.TH rusers 1 "2003 年 3 月 7 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
rusers \- リモートマシン上にログインしているユーザーの表示
.SH 形式
.LP
.nf
\fBrusers\fR [\fB-ahilu\fR] \fIhost\fR...
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBrusers\fR コマンドは、 \fBwho\fR(1) と似た形式の出力をリモートマシン用に作成します。通常この出力では、応答を得た順序でユーザー名がリストされますが、 後述するオプションを使って順序を変更することができます。
.sp
.LP
デフォルトではログインしているユーザーの名前だけが出力されます。\fB-l\fR オプションを指定すると、 それに加えて以下の情報が各ユーザーに対して出力されます。
.sp
.in +2
.nf
\fIuserid hostname\fR\fB:\fR\fIterminal login_date login_time idle_time login_host\fR
.fi
.in -2
.sp

.sp
.LP
\fIhostname\fR (ホスト名) と \fIlogin\fR \fIhost\fR (ログインホスト) が同じ値の場合には、\fIlogin_host\fR フィールドは表示されません。同様に \fIhostname\fR で示すホストがアイドル状態になければ、 \fIidle_time\fR (アイドル時間)は表示されません。
.sp
.LP
各リモートホストは、\fBrusersd\fR デーモンを実行している場合にのみ本コマンドに対して応答します。このデーモンは通常 \fBinetd\fR(1M) により起動されます。
.sp
.LP
LDAP または NIS などのネームサービスがない場合、\fBrusers\fR は数値 IP アドレスとしてホスト名を表示します。
.SH オプション
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-a\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
ログインしているユーザーがいないマシンに関しても報告します。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-h\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
ホスト名のアルファベット順にソートします。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-i\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
アイドル時間の順にソートします。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-l\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
\fBwho\fR(1) の出力のような、長い形式のリストを表示します。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-u\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
ユーザー数の順にソートします。
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
使用条件service/network/network-clients
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBwho\fR(1), \fBinetd\fR(1M), \fBattributes\fR(5)