Current File : //usr/share/man/ja_JP.UTF-8/man1/ypmatch.1
'\" te
.\"  Copyright 1989 AT&T Copyright (c) 1997 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved.
.TH ypmatch 1 "1997 年 8 月 22 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
ypmatch \- NIS マップ内の 1 つまたは複数のキーの値の出力
.SH 形式
.LP
.nf
\fBypmatch\fR [\fB-k\fR] [\fB-t\fR] [\fB-d\fR \fIdomain\fR] \fIkey\fR [\fIkey\fR]... \fImname\fR
.fi

.LP
.nf
\fBypmatch\fR \fB-x\fR
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBypmatch\fR は、\fImname\fR で指定された \fBNIS\fR のネームサービスマップ内の 1 つまたは複数のキーに対応付けられた値を出力します。mname は、マップ名またはマップのニックネームです。
.sp
.LP
複数のキーを指定でき、すべてのキーが同じマップ内で検索されます。これらのキーは、大文字と小文字を区別し同じ長さにしなければなりません。またパターン照合は使用できません。キーが一致しない場合、診断メッセージが生成されます。
.SH オプション
.sp
.LP
サポートしているオプションは、次のとおりです。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-k\fR\fR
.ad
.RS 13n
.rt  
キーの値を表示する前に、キー自体とコロン (\fB:\fR) を付けて出力します。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-t\fR\fR
.ad
.RS 13n
.rt  
マップのニックネームの使用を禁止します。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-d\fR\fI domain\fR\fR
.ad
.RS 13n
.rt  
デフォルトドメイン以外のドメインを指定します。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-x\fR\fR
.ad
.RS 13n
.rt  
マップのニックネームテーブルを表示します。このテーブルには、コマンドが認識しているニックネーム、および各ニックネームに対応付けられているマップネームが示されます。
.RE

.SH オペランド
.sp
.LP
次のオペランドを指定できます。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fImname\fR\fR
.ad
.RS 9n
.rt  
\fBNIS's\fR のネームサービスマップ
.RE

.SH 終了ステータス
.sp
.LP
次の終了ステータスが返されます。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB0\fR\fR
.ad
.RS 5n
.rt  
正常終了。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB1\fR\fR
.ad
.RS 5n
.rt  
エラーが発生した。
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
使用条件system/network/nis
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBypcat\fR(1), \fBypfiles\fR(4), \fBattributes\fR(5)
.SH 注意事項
.sp
.LP
十分な数のファイル記述子が使用できない場合、\fBypmatch\fR は yp 操作に失敗し、\fBRPC\fR エラーメッセージを出力します。このような場合は、ファイル記述子の数を増やす必要があります。